21世紀の現実 社会学の挑戦

宮台真司bot

社会学2004年 

『21世紀の現実(リアリティ)
 社会学の挑戦』


 
宮台真司 著作●→あらゆる事物が制御可能だと信じられる啓蒙先進国では、実用の制御知(知恵)が席巻する。制御不可能な不合理が分厚く存在すると信じられる後発国では、制御知よりも全体知が優位する。

宮台真司 著作●→共通前提への信頼や視界の透明さが失われ、「サブカル歴史語り」が享受可能性から見放されて以降、サブカルの機能的分析は、以前ほど反発を買わなくなった。分析を自分には関係ないと無関連化できるからだろう。

宮台真司 著作●→「真理の言葉」は、社会的文脈の分岐によって全体性から見放されていく一方で、心理的安定化の機能を発揮し続ける。「機能の言葉」は、全体性への近接と引き替えにカタルシスを犠牲にし、心理的に人々から遠ざけられ、カルト化する。

宮台真司 著作●→社会システム理論は、パラドクスを消去した静止画のごとき状態を良き社会と見なす形而上学を激しく拒絶する。それは20世紀半ば以降のSF小説が「ユートピアはディストピアだ」との逆説的モチーフを繰返し展開してきたことに対応する。

宮台真司 著作●→社会学は英米圏では完全に落ち目であり、とりわけ全体性を希求する思弁的な社会学:例えばルーマン:について言うと、もっぱら旧枢軸国で読まれ、議論の対象となっている。英米圏では、社会学研究者の大半が実証モノグラフを量産している。

宮台真司 著作●→今日の社会学から「全体性」が失われて久しい。個別領域への穴籠りが進み、異なる穴の住民同士では言葉さえ通じにくくなった。それに並行して、一般理論志向が失われ、理論社会学は低迷している。

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『21世紀の現実(リアリティ)
 社会学の挑戦』

 ミネルヴァ書房
 


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