精神医療 第4次36号 特集「うつの時代」を撃つ!

宮台真司bot

社会学2004年 

『精神医療 第4次36号
 特集「うつの時代」を撃つ!』


 
宮台真司 著作●→もともと社会学は精神医学に対して伝統的に不信感を持っています(笑)。問題を抱えた社会を不問に付したまま、個人がホメオスタシスを維持しやすいように、問題の帰属処理をするのが精神医学だ、と。

宮台真司 著作●→社会学では「地位代替機能」と呼びますが、世の中を生きにくい人たちが、現実で上昇できない分、宗教において上昇しようとするという形で、願望をイマジナリーなものに取り替える。

宮台真司 著作●→近代成熟期になって濃密な「生活世界」への関与を免除されると統合失調症が減少します。うつの多様化にしろ統合失調症の減少にしろ、人心の性能が変わらないのに社会的文脈が急変するから精神症状が出たり消えたりする。

宮台真司 著作●→家族や地域が担った諸機能が市場や行政に肩代わりされるようになると、「システム」の外に「生活世界」があるとは考えられなくなる。何もかもが「システム」に登録されたように見えてくるのが近代成熟期。

宮台真司 著作●→理性を過信する合理主義が前面に出てくる時代はろくなことがない。ある観点を採れば企業研修プログラムも合理的。解離も合理的。うつも合理的。あらゆることが合理的。が、複数の観点をすべて調停できる合理性はない。

宮台真司 著作●→コミュニケーションの全体がデニーズ的なコンビニエンスに覆い尽くされると、自分も相手も完全に入替え可能になる。それがコミュニケーションの実りのなさという感覚を拡げます。

 〜 宮台bot Twitter 宮台真司bot




『精神医療 第4次36号
 特集「うつの時代」を撃つ!』

 批評社
 


カテゴリ
リンク
サイト内検索