おどろきの中国

宮台真司bot

社会学2013年 

『おどろきの中国』


 
宮台真司 著作●→【おどろきの日本】「幸せに生きられるかどうかは自分次第なのか、社会の秩序が必要なのか」と問うと、日本以外の国、アメリカもヨーロッパも中国も、6〜7%しか「自分次第」という人が出てこないんだけど、日本では「自分次第」という人がだいたい35%以上いるんですよ。

宮台真司 著作●→【おどろきの日本】われわれは平時しか想定しておらず、安全保障の必要を考えておらず、安全保障の必要性を考えたときに当然要求される強いパワー(政治権力)を要求しておらず、さらにはそういうものを要求しないわれわれの特殊条件というものも自覚していない。

宮台真司 著作●→【おどろきの日本】日本にはこうした共同体_適応_規範ないし共同体同調規範があるにもかかわらず、奇妙なことに、共同体_存続_規範がとても薄いのです。たとえば、この家族内ではこうするべきだ、この地域内ではこうするべきだ、といった規範的圧力には同調するし、同調しないメンバーをあげつらうのに、家族の存続や地域社会の存続には熱心にコミットしようとしない。
 だから、環境の変化にしたがって、家族も地域も、ものすごい勢いで空洞化してしまう。その結果として、少し前にはあれほど家族や地域の内集団環境に「適応」しようとしていたにもかかわらず、気がついてみると家族や地域がすっかり消滅していて、人びとの行動パターンが別物に変化してしまっている、といったことが起こりがちです。
 すごくわかりやすく言うと、近傍への適応のプライオリティが高すぎるんです。

宮台真司 著作●→【おどろきの日本】文科省の役人と話していても、厚労省の役人と話していても、彼らは、日本の社会保障に関する制度を説明するとか、制度の意義を説明するだけではもうまったくだめだと認識しているんです。まず社会とはどういうものであるのかを理解してもらうことと、あと、社会がまわるということが大切だと思ってもらうための「埋め込み」が重要だというふうに、役人サイドでさえ思うようになっているんですね。その点、日本はそれだけ危機なのかもしれない。

宮台真司 著作●→【おどろきの日本】日本はいくら「ベき論」を言っても、空気が動かなければ何も動かないという問題を抱えています。しかも現在の空気は、中国脅威論の一辺倒です。

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『おどろきの中国』
 講談社
 


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