幸福論remix 憲法

宮台真司bot

 話をする上で、他分野との用語のすりあわせが必要なのかな、と、こさえた自習メモ。
 門外漢にはいろいろ耳慣れぬ表現のオンパレードではあれど、 よく見ればなじみの概念が頻出する書籍 『幸福論』 をベースに。 

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【けんぽう 憲法】
 
  • 憲法とは、なにか。一口で言えば、”統治権力に対する市民からの命令”。統治権力の義務規定です。バカ保守は、憲法が「市民の義務を規定していない」とホザくが、死んでいい(笑)。
    『M2:ニッポン問題。』
  • 日本人の大半は民度が低いので、憲法を法律のいちばんエライもののように思っています。これは100%誤りです。法律とは、統治権力からする「市民への命令」です。憲法とは、統治権力と市民の契約を根拠にした「統治権力への命令」です。
    『自由な新世紀・不自由なあなた』
  • 憲法は、国家への国民の意思を書いた「覚書」です。戦後日本には 「この憲法でいい」という憲法感情はあっても、国家をどう操縦するかという憲法意思が乏しい。だから何が書かれていても空文化するのです。
    miyadai
  • 憲法の本質は、正しいか否かでなく、国民が何を意思するか、なのですよ。
    『幸福論』
    憲法が国民意思の実現手段だとなれば、意思の実現に役立つ条文になっているか否かだけが問題になるはず。
  • 感情ではなく意思があれば、感情に流されず、清濁あわせ呑まねばならないとふまえうる。 意思がない状態では、感情的な放言の垂れ流しに終始してしまう。憲法意思ならざる憲法感情状態。
  • 意思なき国民が大半になれば憲法は紙切れ同然です。大事なのは、憲法に何が書かれているかじゃない。国民が何を意思するかです。
    miyadai
  • 憲法は統治権力に対する命令です。だから、憲法で男女平等を謳っていても、企業は男女差別をしたってかまわない。憲法じゃなくて、男女雇用機会均等法っていう法律ができてから初めて、企業の雇用差別が違法になるわけ。
    『M2われらの時代に』

  • 生活世界の空洞化から逃れるすべ → 憲法改正
  • 真理の言葉」でなく「機能の言葉」で論じるべきとする視座からの憲法改正論議がないまま、経緯してしまっている。
  • 9条という「真理の言葉」は「機能の言葉」であり、まさに「純」機能的であった

 
  • 改憲しようがしまいがどうでもよく、アメリカとどうつきあうかという意思だけが問題だというのが本音です。
    『ナショナリズムの作法』

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