幸福論remix SF

宮台真司bot

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【SF】
  • セカイ系が蔓延する前の世代の、かつてのSFには、ファビュレーション(政治的インパクトを持つ表象を盛り込んだ、現実世界を端的に逆照射する機能性に溢れた鏡)としての表現が数多く見られた。

  • 理科系志望だったことも関係するんだけれど、僕は小学生時代からSFが好きで、大量のSF小説を書いていたんです。ところが、SF小説の系譜を辿るうちに、60年代に世界観の大変化が起こったことに気づくんですよ。
    『美しき少年の理由なき自殺』
  • 「50年代SF」は、科学=輝かしき未来という例の図式を掲げたが、「60年代SF」は、すべてがシステムの中に組み込まれ「終わりなき日常」のディストピアが到来すると提示した。
    『まぼろしの郊外』
  • 「〈自己〉の時代」は「虚構の時代」であると同時に「再帰性の時代」です。SFにおいてはブラッドベリやバラードが「未来が自己記述の産業的生産の時代になること」を予言し、実際に、彼らの予想通りの社会が実現したのです。
    http://is.gd/d7MKQ
  • 「汚れた未来」のヴィジョンと「被作為体験」的感受性。この二つが実は、サイバーパンクの魂です。
    『M2われらの時代に』
  • 僕ら世代までは、SFを論じセル画展をやりつつ文化祭に来た女の子をナンパする、新人類的要素とオタク的要素の混在だったのが、「現実に関われない奴が虚構にハマる」図式が顕在化し、非モテ系だけがムアコックや『ヤマト』にハマるようになる。
    http://is.gd/d7Cs8
  • ファンタジーSFでさえない、60年代の残りカス的キャラクターが登場するマザコン的ファンタジーに、2学年下からはベタにハマる。SFを社会批評だと信じていた僕ら世代としては「SFは終わったな」と思いました。
    http://is.gd/d7Cs8

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