まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」

宮台真司bot

社会学2016年 

『まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」』


 
宮台真司 著作●→かつてネットは誰もがつながれる空間を与えてくれるとの幻想がありました。どんなマイノリティもネット空間のどこかに仲間を見つけ出せるのは良いことだと。
 でも実際には「どんな馬鹿も、ネットのどこかに似た馬鹿を見つけ出し、誰にも諌められず、超伝導回路を巡る電流のように永久に愚昧な遣り取りを続ける」という、かつてない事態を蔓延させました。

宮台真司 著作●→〈劣化空間〉となったインターネットは「馬鹿にとっては逃避先」ですが、「馬鹿でない人々にとっては真っ先にそこから逃げ出したい場所」です。

宮台真司 著作●→ネット上では、見識の深い作家や批評家の発言と、劣化した人々の発言とが、劣化したギャラリーが大量に存在するために、等価になります。
 恐るべきことに、識者の発言と「ウヨ豚」のそれが、対等に扱われるのす。そうした性質を持つコミュニケーション空間では、見識の深い作家や批評家から順番に退却していく道理です。

宮台真司 著作●→たとえ国境を超えても結局は同じ穴のムジナと戯れるタコ壺に過ぎない。即ち「見たいものだけ見て、見たくないものは見ない」という、さもしく浅ましき営みに帰結しがちなのです。

宮台真司 著作●→ネットは〈ここではないどこか〉に開かれた非日常へのツールではなく、コミュニケーション能力や教養に困難を抱えた人たちを〈ここ〉へと開く日常へのツールなのです。

宮台真司 著作●→僕がどんなに努力しても、「できる奴が、できる自慢をしているだけじゃん」と言われて終わってしまいがちなのです。
 それを克服するには、対面のコミュニケーションで〈変性意識状態〉を呼び出し、ミメーシス(感染的模倣)をもたらすことが必要です。だからこそ対面でのワークショップを続けてきた訳です。

 〜 宮台bot Twitter 宮台真司bot




『まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」』
 蓑原敬、宮台真司
 代官山ステキなまちづくり協議会/企画・編集
 ミネルヴァ書房 



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