日本の大問題 「10年後」を考える

宮台真司bot

社会学2015年 

「10年後の日本、感情の劣化がとまらない」


 
宮台真司 著作●→「いざという時、自分が助かるための道具こそ絆(きずな)だ」という発想はナンセンス。絆は手段ではなく目的です。「自分が犠牲になっても助けたいと思う人がいること」が絆です。

宮台真司 著作●→日本でも〈見ず知らずからなる我々〉は崩壊しています。2007年の調査によれば、政府は貧困家庭を助けるべきでないと答える人の割合が、欧州で10%前後、アメリカで28%なのに、日本では38%もあります。

宮台真司 著作●→ネット化による参加の拡がりと敷居の低下で〈感情の劣化〉を被った人々が蝟集(いしゅう)し、この人々をターゲットにした〈感情の動員〉ゆえに民主制が誤作動するという〈感情の政治=ポピュリズム〉が拡がります。

宮台真司 著作●→2005年頃からシェアの動きは膨らみます。フリーライダーやメンヘラーの増加で良質なコミュニティが維持できなくなったので、責任を持つ紹介者がいないと入れなくする動きが進みました。

宮台真司 著作●→「ネットにおける顔の見えない化」に対抗する、「ネットから営みを見えなくする〈見えない化〉」は、僕が関わってきた性愛ワークショップに関係する界隈にも拡がっています。

宮台真司 著作●→〈見えないコミュニティ化〉が進むと、見える部分が専らネットの〈劣化空間〉ばかりになるから、社会の劣化とりわけ成員の〈感情の劣化〉が実際よりも進んでいるように見えるようになります。

 〜 宮台bot Twitter 宮台真司bot




『日本の大問題 「10年後」を考える 「本と新聞の大学」講義録』
 一色清, 姜尚中 編
 集英社新書
 



カテゴリ
リンク
サイト内検索