新国立競技場、何が問題か オリンピックの17日間と神宮の杜の100年

宮台真司bot

社会学2014年 

『新国立競技場、何が問題か オリンピックの17日間と神宮の杜の100年』


 
宮台真司 著作●→民主主義が健全に機能するためには、〈自立した個人〉が必要です。ですが、〈自立した個人〉は天からは降ってこないので、それを支える〈自立した共同体〉が必要になります。 つまり、国家や巨大電力会社などに依存しない共同体です。

宮台真司 著作●→〈依存的な共同体〉 、国家や巨大電力会社にぶら下がる共同体は、必ず〈依存的な個人〉を大量生産します。なぜなら、共同体が寄りかかっている大きな物に敵対する個人は、必ず潰されるからですね。そうした〈依存的な個人〉は必ず、民主主義を、たとえ制度として存在したとしても、デタラメに機能させます。

宮台真司 著作●→僕は2 、3 年前まで、原発推進派の立場を表明しておりました。けれども、世界でも日本の原発行政だけが、じつは〈巨大なフィクションの繭〉に因われているということに気づいて、日本についてだけは原発はダメだという立場に変わりました。

宮台真司 著作●→「原発絶対安全神話」は日本にしかありません。「全量」すべての使用済み核燃料を再処理できるという神話、これも日本にしかありません。あるいは「原発は最も安い」という神話も日本にしかありません。

宮台真司 著作●→日本の都市計画は環境倫理学への無知に基づいており、未だにニーズを計画評価の物差しに使います。新国立競技場コンペのプログラムが、愚昧ぶりを象徴します。

宮台真司 著作●→オリンピックだけに関する短期的で浅薄な、いわばあさましいニーズに寄りかかることなく、僕たち子々孫々にわたる〈尊厳〉を考えていく必要があるわけです。

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『新国立競技場、何が問題か
 オリンピックの17日間と神宮の杜の100年』

 槇文彦, 大野秀敏 編
 平凡社
 




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