忘れられた帝国

宮台真司bot

社会学1999年 

『忘れられた帝国』 新潮文庫


 
宮台真司 著作●→60年代の団地化の時代は、郊外が「閉じた均質空間」ではなかった。小学校に行けば、団地の子だけじゃなく、百姓の子、地元商店の子、医者の子がいて、旧住民と新住民が入り交じったマダラ模様を形成していた。

宮台真司 著作●→ニュータウンの小学校にはニュータウンの子供しか来ないし、生活程度や様式が似通うからこそ、賃貸か、持ち家か、何千万円台の持ち家かで差別が生まれる。

宮台真司 著作●→ニュータウンの小学生たちは公園では遊ばない。「ここが遊び場」と機能的に指定され、大人の視線に晒されているからだ。じゃあ、どこで遊ぶか。階段の踊り場である。

宮台真司 著作●→酒鬼薔薇聖斗が出入りした須磨ニュータウンの「タンク山」。すべてが機能的にゾーニングされたニュータウンの中で、ここだけが用途不明な〈あいだ〉であり、ニュータウン全体の「屋上」に相当する場所だった。

宮台真司 著作●→郊外小説家・島田雅彦や、郊外漫画家・山本直樹と同年齢の私(1959年生まれ)も、『まぼろしの郊外』を上梓する郊外社会学者として知られるが、これは偶然ではない。

宮台真司 著作●→島田雅彦・山本直樹両者の関係は、青二才の成長に関わる時間的なもので、両者は論理的に整合し、したがって私の郊外社会学とも完全にシンクロする。その意味で、彼らの表現は科学的なものである。

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宮台真司 著作●『忘れられた帝国』

『忘れられた帝国』 新潮文庫
 島田雅彦 著
 解説 宮台真司



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