日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性

宮台真司bot

社会学2010年 

『日本的想像力の未来 クール・ジャパノロジーの可能性』


 
宮台真司 著作●→子ども対象の「かわいい」という言葉が、成熟した身体にも使われるようになるのは1969年のことです。きっかけは『マーガレット』連載の『おくさまは18歳』のヒットでした。

宮台真司 著作●→70年代、メディア上での「性の解放」の氾濫に困惑しアノミーに陥った少女たちが繭籠りのツールとして「かわいい」を利用したのが、「乙女ちっく」でありイラストポエムや交換日記です。

宮台真司 著作●→「かわいい」という概念の取り込みで「性」が関係性から記号へと変じ、入替可能な「何でもあり」になった。こうした「何でもあり」を背景にして、90年代のブルセラや援交が出てくる。

宮台真司 著作●→「かわいい」コミュニケーションによる社会的文脈の無関連化こそは、「現実の虚構化」の出発点でした。

宮台真司 著作●→全面フラット化後、96・97年から、「虚構の現実化」を行なう島宇宙の内部に、フラクタルのように再度「虚構の現実化(セカイ系)/現実の虚構化(バトルロワイヤル系)」という差異がコピーされたわけです。

宮台真司 著作●→「かわいい」の歴史をお話ししたのは、「日本的なサブカルチャー」の流れの、最初期の段階に、「乙女ちっく」的な「かわいい」があることを述べたかったからです。

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 クール・ジャパノロジーの可能性』

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