2010年
『沖縄の真実、ヤマトの欺瞞
米軍基地と日本外交の軛』
基地問題だけでなく全体の流れを見るべき。自分たちはどこから来て、今どこにいて、これからどこに向かおうとしているのか。そこを沖縄の人達で再確認していただかないと当事者性がどんどん怪しくなります。
鳩山政権が普天間問題で迷走したのも「初めから不可能だったから」ではない。政治による「官僚の選別と制御」が出鱈目だったので、日米合意履行に利害を有する外務省アメリカ・スクールに途中から牛耳られたのだ。
日本人移民を見ていて興味深いことがあります。移民した先で日本人会ができることは一切なく、できるのはすべてが県人会なのです。県人会以上の規模のネットワークは生じない。
日本でも、ヨーロッパのニュース番組のように、再生可能エネルギーについては「次は、環境にやさしく_安全保障上も重要な_再生可能エネルギーの話題です」と普通に告知されないとおかしい
アメリカの国力も衰えつつありますが、それよりはるかに速く日本が衰退するだろうと予想される今日では、アメリカが強い要求をしているように見えても、実は十分に寛容でありうることに、注目する必要があります。
沖縄の色街についてツイッターで呟いたら、かような事情を初めて知ったという反応が30歳代以下の沖縄出身者から多数寄せられました。現地の若い世代が古くからの沖縄風俗街の機能をもう知らないのです。
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宮台真司bot