これが沖縄の生きる道

宮台真司bot

社会学2014年 

『これが沖縄の生きる道』 第1章
 沖縄の両義性 「明るい沖縄」と「暗い沖縄」


 
宮台真司 著作●→沖縄の問題には「本土の犠牲者」という面だけでなく、依存体質の構造的再生産を支えるファクター、たとえば〈敢えてする自律的依存〉から〈忘却の末の他律的依存〉への頽落への無頓着がある、と確信しています。

宮台真司 著作●→ぼくの言う「自律的依存から他律的依存への頽落」という概念は、沖縄を見て考え付きました。ぼくは単に本土における公共事業誘致と同じような土建屋依存なのかと思っていました。
 ところが出発点は明確に戦略的な「敢えてする依存」だった。

宮台真司 著作●→沖縄の年長世代が「いまのうちに内地から土木でカネをふんだくる」と〈復讐〉のつもりでいるのが、霞が関の役人や永田町の政治家の一部が「なんだかんだいってどのみちカネが目当て、米軍基地返還も話半分、くっくっく」と徹底的な〈軽蔑〉を振り向ける。

宮台真司 著作●→沖縄には41個の米軍用地について跡地利用計画を立てるだけの地域の構想力やマンパワーがなかった。だから跡地利用のアクションプランを東京のコンサルに丸投げするような馬鹿げた事態になった。

宮台真司 著作●→北谷(ちゃたん)と天久(あめく)の基地返還跡地が「どこにでもあるショッピングモール」になったことは問題です。知り合いの国交省の役人たちは「返還してもどうせまたショッピングモールでしょ」と言います。

宮台真司 著作●→ぼくの考えでは、沖縄問題の半分は沖縄人の責任でもあって、それを沖縄人自身が自覚しないと、多くのことは解決できないだろうと思います。
 しかしこういうことを言うと、沖縄の言論界ではパージされがちです。

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『これが沖縄の生きる道』
 仲村清司、宮台真司
 亜紀書房



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