再構築された[旧約聖書/創世記]を解く

宮台真司bot

社会学2014年 

『再構築された[旧約聖書/創世記]を解く』


キネマ旬報2014年6月下旬号
 
宮台真司 著作●→アポカリプスとは神が姿をあらわすという意味で、人が善いことをしても悪いことをしても神は動かないけれど、人が神を忘れると突如動いて、すべてのものを拭い去ってそのあとに新しい世界を創る。

宮台真司 著作●→旧約聖書では、主なる神は「世界」つまり「あらゆるもの」を創った存在で、僕たちはその「世界」の「内」に存在するもののひとつです。だから神は「あらゆるもの」の「外」にいるわけで、我々の前に神があらわれるということはあり得ません。

宮台真司 著作●→聖書には矛盾がたくさん残してある。それは、神は絶対者なので、不完全な相対者である人が、神の言葉や意図を正しく理解できないという前提によるものなんですね。

宮台真司 著作●→全能の神は、あえて蛇にイヴを誘惑させて、不完全な善悪判断をする人を創った。不完全な人が存在することこそが、神の意図です。

宮台真司 著作●→『デビルマン』や『幻魔大戦」なんかは基本的に二元論ですね。
 一方、ユダヤ教やキリスト教やイスラム教は二元論を否定します。悪や不条理や理不尽が存在するのも、全能の神の意志だと考えるんです。

宮台真司 著作●→アメリカのキリスト教信仰はかなり特殊なんです。利他的にふるまったので永遠の命を与えてくださいというご利益信仰で、神をコントロールする発想です。欧州の新教・旧教ではこういう解釈はありえません。

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『再構築された[旧約聖書/創世記]を解く』
 キネマ旬報 2014年6/15号



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