ゲンロン通信 #9+10

宮台真司bot

社会学2013年 

『ゲンロン通信 #9+10』


 
宮台真司 著作●→僕は、日本は「キチ力”イに刃物」だから脱原発した方がいいと思い続けているし、極東が緊張した状況では日本の対米交渉力がないのでTPPもやめた方がいいと思っていますよ。

宮台真司 著作●→日本でも、僕自身を含めて脱原発の方は多数いるものの、政治的背景に無頓着で、原発政策の最大要因である日米関係を念頭に置かない人が多過ぎます。

宮台真司 著作●→「脱原発」には「対米自立」が不可欠で、「対米自立」には「アジア外交の積み重ね」が不可欠です。でもその積み重ねがない。

宮台真司 著作●→日米関係のあり方を変える構想抜きには脱原発はあり得ず、逆に、原発があるうちは技術的にも事故処理面でも対米依存から抜けられません。そのことが3.11のフクイチ事故でよく分かりました。

宮台真司 著作●→軍事外交上の政治力学のただなかに置かれたウクライナや日本やインドやイスラエルやイランや中国とアメリカは、原発が技術的に合理的だから選択しているわけじゃないので、政治力学が変わらない限りは原発が永久に残るでしょうねえ。

宮台真司 著作●→日米関係を変えられない間は、原発と共存するしかありません。そして実際、日米関係を変えようという議論がほとんどありません。

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『ゲンロン通信 #9+10
(2013OCT.)』

 東浩紀 編
 ゲンロン
 



小室直樹の世界 社会科学の復興をめざして

宮台真司bot

社会学2013年 

『小室直樹の世界 社会科学の復興をめざして』


 
宮台真司 著作●→小室先生の出発点は敗戦の研究です。敗戦の悔しさから出発しておられる。二度と戦争に負けたくない。それで社会科学を勉強した。

宮台真司 著作●→ウェーバーや小室先生が宗教を重視するのは「心の習慣/簡単に変えられない行為態度」をもたらすからです。ところが日本には社会全体を支配する宗教的教義がありません。

宮台真司 著作●→ウェーバーのエートス概念。「簡単に変えられない行為態度/心の習慣」という意味です。特定の「心の習慣」がある社会とない社会では、資本主義を達成できたりできなかったりするのです。

宮台真司 著作●→合衆国が典型であるように、歴史を振り返って祖先たちの意志を確認する「心の習慣」を持つ社会だけが、憲法を存在させられます。日本はどうなのでしょう。

宮台真司 著作●→小室先生は僕に「人が凄まじく合理的であろうとする動機が合理的であるはずがない」とおっしゃったことがあります。
 小室先生は社会学者でただ一人、僕の援助交際研究を全面支持して下さったけど、僕に不条理な動機が強烈に存在することを理解して下さいました。

宮台真司 著作●→人を作るのが制度。制度を作るのが人。鶏と卵の堂々巡りを見るにつけ、どこから手を付ければ良いのか途方に暮れます。するとやはり伊藤先生のように -- 小室ゼミのように -- 学校や私塾の形でできるところからやるしかないとも思います。

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『小室直樹の世界
 社会科学の復興をめざして』

 橋爪大三郎 編
 宮台真司, 盛山和夫, 志田基与師, 今田高俊, 山田昌弘, 大澤真幸, 伊藤真, 副島隆彦, 渡部恒三, 関口慶太, 村上篤直
 ミネルヴァ書房



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