クリティカル・ゼロ コードギアス 反逆のルルーシュ

宮台真司bot

社会学2009年 

『クリティカル・ゼロ
 コードギアス 反逆のルルーシュ』


 
宮台真司 著作●→70年代の日常のリアリティでは、『宇宙戦艦ヤマト』的旅烏「孤独な男=さすらう男」と、彼を見守る「母なる女」といったキャクラターを活かすには、舞台は大宇宙しかなくなった。

宮台真司 著作●→90年代に入って『新世紀エヴァンゲリオン』になると、「みんなロボットアニメに何を期待してるの?こんなものはしょうもないだろう」といった反省的観察をベースにした作品が出てくるわけです。

宮台真司 著作●→もともと人形劇は「成長もの」ではなく、オルタレーション、つまり「翻身もの」です。「翻身もの」を理解するヒントは、仮面にせよ人形にせよ、過剰にリアルに作り込んではダメだってこと。

宮台真司 著作●→「変身」は、特撮ヒーローみたいに、変わった後に元に戻れる可逆性があります。「翻身」は不可逆で、変わったら戻れない。ステージが上がって人格から神格に上がったら、神様になったまま。

宮台真司 著作●→太古の昔から、英雄譚は、世界を救済した英雄が、最後は殺されて死ぬか、追放されて終わるかです。「いなくなることによって神になる」。新世界を作った英雄は、殺されるか、消えるしかないんです。

宮台真司 著作●→「変身もの」が回復モチーフで希望ある時代のものだとすると、「翻身もの」は革命モチーフで閉塞した時代のものです。今は、人格から神格に上昇する翻身話が作れる「暗い時代」です。

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『クリティカル・ゼロ
 コードギアス 反逆のルルーシュ』

 監督谷口吾朗・宮台真司 対談収載
 銀河出版
 


格差社会という不幸

宮台真司bot

社会学2009年 

『格差社会という不幸』
 神保・宮台激トーク・オン・デマンド



宮台真司 著作●→「ワーク・ライフ・バランス」は趣味の時間を増やすことだと誤解されがちだが、本質は「経済を回す」ための時間を減らして「社会を回す」ための時間を増やすことにある。こうした誤解が蔓延するのは日本だけのことだ。

※ 「社会を回す」=行政まかせにしない、自治活動に参加する、ボランティアをする、相互扶助や絆を考える、地元の問題を解決する・・・

宮台真司 著作●→【ここは基本】「包摂 ほうせつ」は70年代のフランスから拡がった概念です。反対概念は「排除」です。具体的には、「経済でつまづいた程度、ちょっとした犯罪でつまづいた程度では、簡単に排除されないこと」を意味しています。

宮台真司 著作●→親が子どものケツを叩いて進学校に行かせようとし、塾の成績が悪かったら「おまえは落伍者だ」とコミュニケーションから排除する。そんな非包摂的な家族が増えました。

宮台真司 著作●→格差自体がいけないのでなく、底辺が問題です。格差の底辺にあたる人たちが、貧困にあえぐ経済水準なのか。健康で文化的な生活が送れる経済水準なのか。あるいは、分厚い社会的相互扶助に包摂されているのか。

宮台真司 著作●→今の日本はダメな社会です。「頑張ったら幸せになれるよ」とばかり言うけれど、「頑張って失敗した人」や「いろんな理由があって頑張れない人」の幸せについて、自分がそうした人になる可能性も含め、誰も何も考えない。

宮台真司 著作●→まず自分がいかにダメな社会に生きているかを自覚すべきです。次にダメな社会を放置してきた責任を感じるべきです。

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『格差社会という不幸』
 神保・宮台激トーク・オン・デマンド
 春秋社
 


民主主義が一度もなかった国・日本

宮台真司bot

社会学2009年 

『民主主義が一度もなかった国・日本』


 
宮台真司 著作●→政治家は社会全体をどう回すかを考える責務があります。両立不可能性(アンチノミー:あちらを立てればこちらが立たず)や合成の誤謬(部分的最適化を寄せ集めたら全体が沈没)を考慮しなければならないのです。

宮台真司 著作●→沖縄米軍基地は日本を守るためではなく、米国が考える国際軍事戦略のためにこそある。「沖縄米軍基地を大幅に縮小したい」なら日本の重武装中立化しかない。

宮台真司 著作●→マスコミ側のバイアスを批判的に見抜くメディアリテラシーが市民側に育っておらず、市民メディアの発達も極めて未熟です。放っておいたら育たないので、教育を通じた挺(てこ)入れが必要です。

宮台真司 著作●→天皇をかついで体制を変える者は保守か。これは解けない謎です。こうした問題が分からない輩には右翼も保守も語れません。

宮台真司 著作●→[政治家は]堕落したくないなら、安易に陳情に応じてはいけません。陳情は「ああしてくれ、こうしてくれ」という依存です。「こういう施策、政策はどうか」という「参加」ではありません。

宮台真司 著作●→十分に社会的前提を整えたうえで、「あとはアンタ(たち)の問題だ、他人のせいにできないぜ」と”追い込む”のが、社会的包摂を支援する国家の役割です。

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『民主主義が一度もなかった国・日本』
 幻冬舎
 


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