少年たちはなぜ人を殺すのか

宮台真司bot

社会学2009年 

『少年たちはなぜ人を殺すのか』


 
宮台真司 著作●→「いったいこの世界は何なのか」と考える人たちは真面目に全体性を志向し、「人を殺してはいけない理由はない」という結論に達する。オタク的「妄想」の一部は社会科学的な真理です。

宮台真司 著作●→何によって脱社会的存在に代理満足してもらうかを考えることも社会政策です。

宮台真司 著作●→社会の底が抜けていることは、60年代のデリダやルーマンではっきりしましたが、当時は専門家だけが知る事実だった。それから30年も経てば、非専門家がそういう結論を得るのも当然ではないでしょうか。

宮台真司 著作●→自分と環界とのマッチングに問題があるとき、自分を組み替えようとする女の子的な作法と、環界を組み替えようとする男の子的な作法とがある。

宮台真司 著作●→今の学生には歴史的な時間感覚が希薄で、歴史を語っても断片的な知識の一つになるだけ。別の時代に生きていた別の存在から世界がどう体験され得たかという文脈への感受性の消滅です。

宮台真司 著作●→プライドと自己信頼が乖離した連中が多すぎる。馬鹿母に抱え込まれてちょっと勉強ができる程度で「自分は特別」。自己信頼と無関係なプライドを、多様な他者との交流を通じて早い時期に潰す必要がある。

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『少年たちはなぜ人を殺すのか』
 2001年1月 創出版
 2009年7月 筑摩書房 



吉本隆明のDNA

宮台真司bot

社会学2009年 

『吉本隆明のDNA』


 
宮台真司 著作●→安保闘争以後の60年代を通じて、吉本が展開した主張の一つの大きな流れは、スターリニズム批判にしろ自立思想にしろ、『脱政治化を肯定する」という主張でした。

宮台真司 著作●→転向知識人に対しては『ただの大衆じゃねえか』と揶揄しながら、非転向者に対しては「大衆から遊離しやがって』と指弾する。これが吉本の中では両立する。非常に興味深いアイロニカルな二重性といえます。

宮台真司 著作●→うちの学校の、新左翼系教師のひとりから、『吉本は全共闘運動の敗北戦士たちに癒しを与える効果があるから読まれているんだ。あまり真に受けるな」と言われたこともあります。

宮台真司 著作●→今日的な後知恵でいえば、残念ながら、日本の政治運動はすべて、物取り要求です。どのみち時限装置なのですよ。豊かになってしまえば政治的な要求は消えてしまうことが、あらかじめ決まっていたわけです。

宮台真司 著作●→麻原的なものに、深さを与えようとしてしまうんですよ、吉本さんみたいな人はね。でもそれは滑稽なんです。
 深みを見出したいのであれば、オウム現象の総体の中に見出すべきで、麻原やオウムそのものには何の特殊性もない。ただの凡庸なものの集まりでしかない。

宮台真司 著作●→『関係の絶対性』という概念を手放したところにしか、ポストモダンの社会思想は成り立たない。

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『吉本隆明のDNA』
 インタビュイー 藤生京子
 朝日新聞出版
 



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