これが答えだ! 新世紀を生きるための108問108答

宮台真司bot

社会学1998年 

『これが答えだ!
 新世紀を生きるための108問108答』


 
宮台真司 著作●→「どんどんチャレンジしなさい」と言うクセに、子供が失敗すると怒る親がいます。そういう子供は「チャレンジしろ」と言われていても、成功しないと承認してもらえないから、安全パイばかり選ぶようになります。

宮台真司 著作●→「怒り」の感情は、思い通りにならない世界を前に、思い通りにしたいという思いを能動的に表出するものです。だけど「悲しみ」は違う。思い通りにならなかった世界を、あるがままに受け入れるときに生じるもの。

宮台真司 著作●→死刑を廃止した国では、宗教家や人権活動家が、死刑にすることよりも、改心した殺人者とのコミュニケーションによってこそ本当の癒しが訪れるということで、殺人者の獄中状況を被害者遺族に伝えたりする、きわめて重要な活動をしています。

宮台真司 著作●→女の子が「自分の人生がうまくいかないのは太ってるからだ」と思うのは、「俺がモテないのは背が低い、年収が低い、学歴が低いからだ」と考えるバカ男と同じです。実際は人間としてツマラナイからモテないのに。

宮台真司 著作●→北欧諸国では「子供が学校に行きたがらない」と市に言えば、すぐにチューターが家に来る。イヤなら別のチューターにチェンジ可能。学校に行こうが行くまいが教育を受ける機会を奪わないという意思を大人たちが持っている。

宮台真司 著作●→家庭内暴力事件は、「これさえあればお前は幸せ」と言う無責任なおせっかい親の自業自得なのです。成熟社会では、責任ある親は、「お前の幸せは自己責任で試行錯誤して探せ」と言わなければなりません。

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『これが答えだ!
 新世紀を生きるための108問108答』

 朝日文庫2002年/飛鳥新社1998年
 


透明な存在の不透明な悪意

宮台真司bot

社会学1997年 

『透明な存在の不透明な悪意』



宮台真司 著作●→僕は塾の教師をしていた時期が長かったんです。いっぺんに小学校から予備校生まで教えてましたが、やっぱり教えにくいのは中学二年生、あるいは14歳前後です。

宮台真司 著作●→僕と同世代、あるいは、少し下になると、どんどん叱れなくなるんですね。なぜかというと、まず感情を乗せ、感情を暴発させた経験がないので、自分の感情の幅がわからないから、叱るのが不安なんですね。

宮台真司 著作●→親が自分の自尊心を受験勉強で得てきたとして、それを教育と称して子どもに押しつけると、子どもは偏差値システムのなかで自尊心が得られなければ、もうすべてふさがれてしまう。

宮台真司 著作●→教員に職員室はなくていいから、生徒の側に隠れられる場所(ホームベース)をつくる。これを実際につくった中学では、いじめが激減した。ストレスが激減してるわけです。

宮台真司 著作●→プロファイリング・ゲームというのは、明らかに犯人を喜ばせるものだから、やめたほうがいい。だから、僕は一切やらないのです。

宮台真司 著作●→現実が希薄なぶん、虚構ないしイメージの世界で濃密な時間を生きる。これは現実と虚構の区別がついてないんじゃない。現実と虚構を区別したうえで、虚構のほうが濃密だって判断してるんです。

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『透明な存在の不透明な悪意』
 春秋社
 


学校を救済せよ 自己決定能力養成プログラム

宮台真司bot

社会学1998年 

『学校を救済せよ
 自己決定能力養成プログラム』


 
宮台真司 著作●→父親が娘に対して理不尽な暴力をふるう場合、援助交際をする率がすごく高まる。母親が息子に対して理不尽な暴力をふるう場合、酒鬼薔薇聖斗のように、子は小動物虐待に相当する方向にいく。

宮台真司 著作●→「子供が何をしようが受けとめる」ではなく、「子供が成績がよければ愛する」「成績が悪ければうちの子ではない」条件付き愛情という接し方。「成績さえよければ、別に俺じゃなくてもいいんだ」ということですよね。

宮台真司 著作●→「過渡的近代」では「教室はみんな仲間だ」「運動会や修学旅行に何の疑問も抱かないこと」「皆で力を合わせれば何とかなると思うこと」なども自明に良きことだったが、「成熟した近代」ではむしろ問題を含む行動になる。。

宮台真司 著作●→大人が「こういう子どもに育ってほしい」と思うことは全く構わないけれど、それを子どもに押しつけたり、その夢しか見えないようにさせることが、いかに危険であるかは、言って言い足りないことはない。

宮台真司 著作●→「過渡的近代」だったら、子に責任をもとうとする親や教師は「こうすれば幸せになれるから、こうしなさい」と導いたものだが、「成熟した近代」で「こうすれば幸せになれるから…」などという大人は、無責任極まりないことになる。

宮台真司 著作●→「過渡的近代」では、大人の言うことを素直に聞く子が「良い子」。が、「成熟した近代」では、大人が言うから、親が、先生が言うからという理由で、素直に言うことを聞いてしまう「良い子」は、幸せな人生を送ることができない。

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『学校を救済せよ
 自己決定能力養成プログラム』

 尾木直樹 学陽書房
 



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