「宮ボット語録」カテゴリーに入っている記事

  • → どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
       2017年 『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』 少女漫画の「24年組」は基本的に恋愛を描きません。自我の形成過程における不安を描くタイプの作品が多いので、そのぶん同じ問題を抱える思春期的な男にも人気があるわけですね。読んでほしいのは「現実に恋愛に乗り出した私」にシフトした時代の少女漫画です。くらもちふさこの『海の天辺』と、くらもちふさこに大きな影響を受けた、紡木たくの『ホットロード』。9...  全文を表示する

  • → 問題は右でも左でもなく下である
       2018年 『問題は右でも左でもなく下である』帯のアオリ文 財界のケツを舐めて密かに移民導入をすすめる政権。 グローバリズムによる社会の疲弊を推進する政権。 クソが付いていても米国のケツを舐めたがる政権。共産党でさえ口にしない「〜革命」を標榜する政権。 クズの忖度はしても陛下の意向を忖度しない政権。 それが「保守政権」を名乗る「美しい日本」ぶり。日頃の孤独と鬱憤を弱者への攻撃で晴らすヘタレ。 「〜...  全文を表示する

  • → 教育をめぐる虚構と真実
       2008年 『教育をめぐる虚構と真実 神保・宮台激トーク・オン・デマンド』 社会化という社会学的発想から教育を見れば、個人の幸せも、個人の成功も、「社会を回す」営みを支える行為態度に向けて社会成員を動員するための、道具 -- エサ -- にすぎない。前提の自明性が失われた後期近代では教育のパターナリズムから逃れられない。常にすでに教育はなされてしまう。常にすでに「見切り発車」がなされている。「見切り発車」...  全文を表示する

  • → どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
       2017年 『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』 【自己補完計画】ナンパ講座は、「自分はダメ」という不全感を、元の原因とは別の「代わりの承認」によって埋め合わせたがる「碇シンジ的」な男だらけです。【クソ男】普通の大人なら必要としない承認をかき集めようとして、他者を思いやる気持ちもないくせに他者から褒めてもらいたがる、自己中心的存在。思春期的課題を永久に引きずる「中二病」患者。【クズ男】全...  全文を表示する

  • → 子育て指南書 ウンコのおじさん
       2017年 『ウンコのおじさん 子育て指南書』 日本の中学生は、いま7割に反抗期がありません。反抗期は、近代社会に残った唯一の通過儀礼らしきものでしたが、それが消えつつあります。親の承認が欲しくて自分を抑圧する(=親にコントロールされる)のと同じで、疑似仲間の承認が欲しくて自分を押し殺す(=場にコントロールされる)。日本はもともと養子縁組が多く、三代遡ると出自がわからなくなって当たり前でした。なの...  全文を表示する

  • → 子育て指南書 ウンコのおじさん
       2017年 『ウンコのおじさん 子育て指南書』 社会を生きるのに必要な〈妄想〉がわからないと、他者と「現実」を共有できないから「フィクション」や「ファンタジー」も共有できなくなります。他者と「ファンタジー」を共有できないと、政治や恋愛との関わり方もわからなくなります。政治も恋愛も、損得を超えるロマン(ファンタジー)だからです。親が(子どもを丸ごとコントロールして)抱え込むと、親による承認が与えてく...  全文を表示する

  • → どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
       2017年 『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』 昨今の女は、自分が望むことを男に伝えず、男に合わせているだけ。過去にいろんなプレイ経験がある女も、彼氏どころかヤリ友にさえそれを伝えていない場合が多い。一目惚れする男女は「顔がタイプだから」とか「声がタイプだから」とか言うよね。この科白をのたまう輩は間違いなくクズ(笑)。恋愛文学や恋愛映画の部厚さも知らない。「まともな男」を見分ける条件を...  全文を表示する

  • → どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
       2017年 『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』 【E・フロム】元から下流だったんじゃなく、上流や中流から下流に転落した人ほと、ダメな自分に「気づきながらも受け容れられず」、劣等感を神経症的に埋め合わせるべく「権威に寄りすがる」。データを見ると、日本の親は正しさよりも利害損得に敏感なので尊敬されず、家族が楽しくなく、自尊感情が著しく低い傾向が分かります。2016年公表の調査では、何を大事...  全文を表示する

  • → どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
       2017年 『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』 【アダルトチルドレン】親の前で「良い子」を演じ続けた結果、無条件の承認経験が乏しく、自己と世界への基礎的信頼を獲得しないで育ち、大人になっても承認を求めて右往左往する存在のこと。「親にコントロールされてきた」との感覚を抱く人が増えたのは、地域や家族の空洞化で、母親が子を抱え込むからでしょう。母親による抱え込みを緩和するような介入がなくなっ...  全文を表示する

  • → どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント
       2017年 『どうすれば愛しあえるの 幸せな性愛のヒント』 一部の経済指標は良くても、社会指標はボロボロ。日本の「三流国化」を示しています。僕の言葉では「経済回って社会回らず」。それも、「社会の穴を経済で埋める」状態から「社会を削って経済に盛る」状態に移りつつあります。2014年3月18日号の「週刊プレイポーイ」が、「安倍晋三首相支持者は平均より高収入なのに、平均より妻やステディがいる率が低い」と...  全文を表示する

  • → 反グローバリゼーションとポピュリズム 「トランプ化」する世界
       2017年 『反グローバリゼーションとポピュリズム 「トランプ化」する世界』 米国は150年前の南北戦争で、家族、親族、隣近所同士で銃を向けて戦った歴史があります。そこでは宗教が防波堤になってはくれませんでした。反知性主義とは「イノセンティズム」のことです。言葉や知識よりも、信仰が与える閃きを大事にする、主意主義の構えです。僕は特別養子縁組の普及をめぐるイベントに関わってきたけれど、言葉の自動機械...  全文を表示する

  • → 反グローバリゼーションとポピュリズム
       2017年 『反グローバリゼーションとポピュリズム 「トランプ化」する世界』 政治家の発言が多くの場合そうなのですが、自分がどう思うかというよりも、それを発言したことで自分がどう思われるかを気にしているからこそ、世間的な常識よりもモラル的に厳格な政治的発言が量産されがちになるという面があります。栄養のある丸薬を支給してポケモンGOをやらせておけば、高価な食事で幸せになるための再配分などいらないではな...  全文を表示する

  • → プレジデント 2017年5月1日号 30代の心がけ
       2017年 『プレジデント 2017年5月1日号 30代の心がけ』 「86年以降世代」は「社会はこのままずっと続く」という感覚を持つ。彼らが思春期を迎える97年頃から、日本社会は「平成不況」が深刻化、以降の変化が乏しくなった。だから「どうせ何も変わらないのであれば、周りに合わせるしかない」という構えになりやすい。大学生のSNSをみてみると、どれも似たような絵文字やスタンプの送り合いだ。彼氏や彼女を別人に入れ...  全文を表示する

  • → 正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く
       2016年 『正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く』 僕らは自由に言葉を使え、自由に体を動かし、自由にピントを合わせられる。でも、この自由は自動機械と同義だから、物事が厄介になる(笑)。絆とは、助かりたいがゆえに追求する「手段」ではなく、何があっても助けるという「目的」です。言い換えれば、損得勘定の「自発性」を超えた、内から湧き上がる力の「内発性」です。社会がダメになりつつあるからこそ、もともとの...  全文を表示する

  • → 正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く
       2016年 『正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く』 〈世界〉はそもそもデタラメだから、〈社会〉もデタラメなのであって、〈社会〉を秩序と見倣すこと自体が浅はかな思い込みである…ギリシャ悲劇はそうしたモチーフに彩られています。「日常それ自体が、ありそうもない奇蹟だ」「無秩序の海に浮かぶ奇蹟のイカダのように、秩序がある」と捉える小説や映画の系列は、ギリシャ悲劇の伝統に連なっています。通過儀礼とは共同体...  全文を表示する

  • → 正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く
       2016年 『正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く』 リベラル・ナショナリズムは、最初にどこで生まれたかで「人権」の座席に座れるか否かが決まり、本人に責任がない理由で「コイツは人間、ソイツは人間モドキ」と選別します。ヒトは〈感情の動物〉で、ヒト独自とされる愛も嫉妬も、インストールされた〈感情プログラム〉の帰結ですが、誰もが同じプログラムをインストールされていることの切なさ。〈世界〉は確かにそうなっ...  全文を表示する

  • → 正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く
       2016年 『正義から享楽へ 映画は近代の幻を暴く』 私は、表現したいことを伝えるために映画を利用している。通常の映画批評から見れば、掟破りだろう。救いがないことで救われるという作品系列があります。それはギリシャ悲劇的と呼ばれることが多く、ソフォクレス「オイディプス王」に形式の典型が見出せます。通過犠礼は[ 離陸→混沌→着陸 ]の3段階を辿ることが知られています。離陸面と着陸面の相違が、成長による移行...  全文を表示する

  • → 古市くん、社会学を学び直しなさい!!
       2016年 『古市くん、社会学を学び直しなさい!!』 世代の流れでいえば、僕や大澤真幸さんは遅れているんだよね。僕が博士論文『権力の予期理論』を89年に出版したときに、「今ごろこんなものが出てくるのか」と年長世代の多くは驚いていた。70年代までは、政治学でも法学でも経済学でも、アカデミズムの最先端にいる人間が論壇誌に寄稿をしていてクオリティが非常に高かった。しかし80年代に入るとものすごい勢いで質...  全文を表示する

  • → まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」
       2016年 『まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」』 かつてネットは誰もがつながれる空間を与えてくれるとの幻想がありました。どんなマイノリティもネット空間のどこかに仲間を見つけ出せるのは良いことだと。 でも実際には「どんな馬鹿も、ネットのどこかに似た馬鹿を見つけ出し、誰にも諌められず、超伝導回路を巡る電流のように永久に愚昧な遣り取りを続ける」という、かつてない事態を蔓延させま...  全文を表示する

  • → まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」
       2016年 『まちづくりの哲学 都市計画が語らなかった「場所」と「世界」』 「ゾーニングからフュージョンへ」「サウンドからノイズへ」が僕のスローガンです。見たいものしか見えない社会はよくない。過剰なゾーニングは、「社会としては、多様な属性を持つ万人を尊重するように見えて、個人としては、多様性への免疫が失われる」という逆説を招き寄せてしまいます。まちづくりは単なるフィール・グッド・ソサエティを目差し...  全文を表示する

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